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2018/05/17

肺のはたらき

こんにちは、井戸です

今日は五臓のはたらき『肺』編です

 

まず西洋医学における肺のはたらきですが

肺はみなさんご存知のように呼吸に関与する大切な臓器です

呼吸によって取り入れた酸素と血液中の二酸化炭素とを肺胞と呼ばれる小さな袋の中で入れ替える役目をしています

 

では東洋医学における『肺』ではどうなのでしょうか?

肺の役目は宣発粛降と呼ばれるはたらきが大事になってきます

宣発(せんぱつ)とは体内の汚れた気を排出する、飲食物から得たエネルギー(水穀清微)を全身に散布する、といったはたらきのことを指します

粛降(しゅっこう)とは自然の綺麗な空気を体内へ取り入れる、肺や気道を清潔に保つ、肺気を腎へ降ろすといったはたらきのことです

 

西洋医学での肺では呼吸のはたらきが重要ですが、東洋医学での肺では呼吸に加え栄養分を全身へ行き渡らせるという大事な役目があるため、脾でうまく栄養分を吸収できても肺が弱っていると栄養分を全身に運べなくなり体重減少なども起こります

 

肺は皮膚と鼻と密接な関係があり皮膚は外部から異物が体内に入らないように防衛しています

しかし肺が弱るとこの防衛する力が弱まり鼻水が出たり、のどが痛くなったりと風邪の症状が現れます

 

肺は思い悩んだり、憂いたりする感情辛い食べ物の取り過ぎで弱ってしまい、上記の症状が出やすくなります

辛い物の食べ過ぎ要注意です(*_*)

次回は『腎』をご紹介します

 

〜五臓について〜

肝のはたらき

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