ブログ

スタッフブログ

2018/04/18

肝のはたらき

こんにちは!

井戸です。


先週は五臓六腑について説明させて頂きました。

今回から五臓1つ1つの働きについてご紹介します。

今回は五臓の中の1つ『肝』についてご説明します。

 

この『肝』、西洋医学における『肝臓』という臓器と似ているされていますが、東洋医学における『肝』とは少し働きが異なります。

 

まず西洋医学の考え方での『肝』の働きですが、

    食事でとった栄養を体内でエネルギーとして使えるように形をかえて貯蔵、供給する

    アルコールや薬を分解し、身体に悪影響を及ぼさないように解毒する

    脂肪の消化吸収をスムーズにする胆汁をつくる

 

といった役目があります。

 

東洋医学での『肝』のはたらきですが

肝は血を貯蔵し、身体全体に行き渡らせる血の量の調節を行います。

また血と同時に気を全体に行き渡らせる役目もあり、この働きを疎泄(そせつ)といいます。

肝は筋、目、爪などと密接な関係にあり、肝の機能に変調がある目の疲れ、筋の痛みがなどが起こります。

肝は酸っぱい物や怒りの感情の影響を受けやすいので、イライラしたり、酸っぱい物を食べすぎると上記の働きが上手くできなくなり異常が起こってきます。

 

少しは肝の働きお伝えすることが出来たでしょうか?

残りの五臓六腑についても少しずつご紹介させて頂きます。

城東区諏訪にある「かねつぐ鍼灸整骨院」

住所
〒536-0021 大阪市城東区諏訪2丁目4-16
営業時間
午前 9:00〜12:00 午後 15:00〜20:00
定休日
土午後・日・祝
最寄駅
地下鉄 中央線 深江橋駅より徒歩7分
放出駅より徒歩11分
電話番号
06-6969-5317