痛みの原因は...
膝の痛みでよく耳にするのが“膝の軟骨のすり減りによる痛みです。膝周囲の筋力低下、土踏まず低下による足首、膝、股関節、骨盤帯のゆがみ、膝関節の可動域低下が起こると膝関節への負担が大きくなり痛みが出現します。
他にも日常の生活習慣や誤ったシューズの選択などが原因で痛みが発生し、今や50歳以上の二人に一人は膝関節に変形がみられるともいわれています。
膝関節は膝を前後に動かすのに特化していますが横方向や捻じれの動きは苦手な構造になっており、その分膝関節の上下の関節に当たる足関節、股関節が捻じれや横方向への動きをカバーしています。そのため足関節や股関節に問題があると膝関節への負担が増大し痛みを発症しやすくなります。
こんな症状の方に
- ひざに痛みがある方
- 変形性膝関節症・変形性股関節症と言われた方
- 捻挫をよくする方
- 外反母趾、アキレス腱炎、足底筋膜炎、モートン病などの症状の方
その他各症状
- ●腰痛
- ●坐骨神経痛
- ●椎間板ヘルニア
- ●脊柱管狭窄症
- ●下肢のしびれ
- ●足のむくみ
- ●オスグット
- ●シーバー病
- ●O脚・X脚
- ●骨盤のゆがみ
治療の流れ
① 問診・診察
当院では初めに体全体の検査を行います。特に足関節の内側への倒れこみが膝関節への負担が増大であるため重点的に検査します。FPI(Foot Posture Index)とよばれる海外の足専門の医師が採用する世界基準の評価方法で足を評価、さらに患者様の足の長さ、幅、周囲径などを計測し、現在履いているシューズが足、膝に対して悪影響を及ぼしていないか検査します。
検査の結果、足首のゆがみが確認できれば一人ひとりに最適な医療用インソール(オーダーメイド)、シューズをご提案します。実際計測してみると足にピッタリのシューズを選択できている方はほとんどいません。
サイズや幅が大きすぎるシューズを履かれている方、足に負担のかかるシューズ、シューズの履き方をされている方がほとんどです。当院に来て頂ければ50足以上の試し履きシューズを取り揃えているため、シューズをかえる事での歩行の変化を実感し、履くだけで痛みの変化を実感して頂けます
② 治療
痛みを出している原因の筋肉、筋膜、靭帯(大腿四頭筋、ハムストリング、腓腹筋、中殿筋、腰方形筋)に治療を行います、特に重要になるのは太もも裏、ひざ裏、ふくらはぎになります、痛みがある膝内側、膝前面に目が行きがちですが、痛みを治すには重要になります。
その後、膝関節前面の治療を行い、膝関節への負担を増大させている足関節、股関節などの問題点に対しても鍼灸治療、手技療法を組み合わせ、筋肉を緩める、筋力発揮できていない筋肉を蘇らす、固まった関節を動かす、骨のゆがみを整えるなどで全身のバランスを調整します。
③ 日常生活におけるアドバイス
筋力低下も膝の痛みの要因であり、治療以外でもご自身でできることを継続することが重要になるため、自宅で行えるトレーニング、セルフケアも患者様にお伝えします。
④ 治療の目安・期間
例:急性の方 最初の1〜2週間は週2回、3週間からは週1回、約1か月で改善
慢性の方 週1回程度の通院、約3か月で改善
※個人差はあります
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
9:00-12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
15:00-20:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
- 診療時間:午前 9:00〜12:00、午後 15:00〜20:00
- :土 午前 9:00〜13:00
- 休診日 :土午後・日・祝
06-6969-5317