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2018/09/13

小腸のはたらき

こんにちは、井戸です。

今日は小腸のはたらきをご紹介します。

 

西洋医学では小腸は胃から流れた飲食物を体内に吸収出来る最終段階まで消化します。タンパク質はアミノ酸、炭水化物はブドウ糖、脂肪は脂肪酸などに変え、吸収します。また水分もほとんどは小腸で吸収されます。このように小腸では飲食物から栄養素、水分を吸収するためとても長い構造をしています。人間の小腸でも約67m、牛に関してはなんと約50mもあります!

 

東洋医学の小腸の働きも西洋医学と似ている点があります。

東洋医学では小腸は上は胃、下は大腸に接しており、胃でドロドロにされた飲食物が小腸に流れてきます。このドロドロの飲食物から脾の働きによって気を取り出して肺へ送るのですが、小腸ではさらに体内で必要な水分をこし取り体内へ、余分な水分は排出するため膀胱へ、そして不要な固形物は大腸へと送る働きがあります。小腸の働きが弱まると不要な物から水分を取り除く事が困難になり、ドロドロのまま大腸へ送ることになります。そうなると下痢になる可能性が高まります。

 

小腸は五臓の中の心と深い関わりがあり、小腸も心もエネルギーあふれる器官です。当然エネルギーガ多い器官ですので熱も多く生まれます。ですので小腸は熱処理に対しても重要な役割を担っています。前回ご紹介した経絡の中で小腸と繋がっている経絡中のツボには熱を抑制するために使用するツボも多く存在しています。

 

今日は小腸のはたらきをご紹介しました。

次は消化器の最後大腸をご紹介します。

 

過去の腑のはたらきの記事はこちら↓↓

胆のはたらき

胃のはたらき

 

 

 

 

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