ブログ

スタッフブログ

2019/02/21

関連痛~運動器の痛み?内臓からくる痛み?~

こんにちは、井戸です!

今日は内臓の関連痛についてご説明します。

関連痛とは痛みの原因の箇所と別のところに痛みを感じてしまうことを言います。これは筋肉や靭帯などの運動器疾患でも起こりますし、内科的疾患でも起こります。例えば心蔵であれば左の肩に痛みが出現したり、腎臓であれば腰に痛みが出現したりします。なぜこのように感じるかというと心臓からの痛みを脳に伝える神経と、左肩周囲の感覚を伝える神経が同じ神経であるため心臓の痛みを左肩の痛みと脳が勘違いしてしまうのです。

 

左肩の痛みやだるさの原因が心蔵であれば左肩を治療しても症状は改善しませんし、最悪の場合命も危険もあり得ます。では内臓の関連痛と筋肉や靭帯などの運動器からの痛みとの判別はどうしたらいいのでしょうか?運動器からの痛みであれば筋肉を動かすことで痛みが出現します。腕を上げると痛みが出る、首を回すと痛みが強くなるなどは運動器からの痛みである可能性が高いです。内臓からの痛みであれば動かさなくても痛い、夜痛くて眠れないなどの症状があります。内臓は体を動かさなくても働いているため何かの動作をすることで痛みが増減することはありません。ただし腰や首などの姿勢を維持するために常に働いている筋肉では動かさなくても痛みを発する可能性はあります。運動器からくる痛みなのか、内科的な疾患からの痛みなのかの見極めはとても重要です。何かあれば僕たちにご相談ください!

城東区諏訪にある「かねつぐ鍼灸整骨院」

住所
〒536-0021 大阪市城東区諏訪2丁目4-16
営業時間
午前 9:00〜12:00 午後 15:00〜20:00
定休日
土午後・日・祝
最寄駅
地下鉄 中央線 深江橋駅より徒歩7分
放出駅より徒歩11分
電話番号
06-6969-5317