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2018/09/20

歩行中の足の痛み

こんにちは、井戸です。

最近歩行中に足が痛くなったり痺れたりしないですか?

その症状、間欠跛行かもしれません。

 間欠跛行とは歩いたり走ったりすることで足がパンパンに張って歩けない、痛みやしびれ、冷えを感じる症状のことです。症状は5分程歩くと出現する方もおり、少し休憩を挟むと再び歩くことが出来るようになるのが特徴です。

この間欠跛行ですが、神経性のものと血行性のものがあります。神経性のものは背骨の中を通っている脊髄の通り道の脊柱管が何らかの原因で狭くなり、脊髄を圧迫して起こることで発生します。この病気を脊柱管狭窄症と呼びます。

そして血行性のものの原因は足に血液を送っている血管が血栓などで詰まってしまうことで発症します。筋肉は運動すると安静時より酸素を必要とします。しかし血管が細くなり十分な酸素が行き渡らなくなることで痛みや痺れが出現するのです。また詰まっている血栓が足から血管の中を移動し肺や脳、心臓に到達し、血管を詰まらせてしまうと命に関わります。

 

この神経性の間欠跛行と血行性の間欠跛行を見分けるのが治療を行う上で大切です。ご自身で判断するポイントは、歩行中、間欠跛行が出現したとき、立ったままで症状が改善するかが見極めのポイントになります。

立ったままの状態で症状が改善する場合血行性の間欠跛行の疑いがあります。立ったままの姿勢で改善せずベンチなどに腰掛ける、その場で屈むことで改善する場合は神経性の間欠跛行である疑いがあります。脊柱管狭窄症の症状は腰を曲げることで症状の緩和がみられることが多いです。ですので自転車の運動では間欠跛行が出現しないことがあります。

 血行性の間欠跛行、脊柱管狭窄症による間欠跛行ともにしっかりと治療を行うことで改善はする疾患です。

 足のだるさ、痛みでも筋肉の緊張などが原因なのか、内科的な疾患が原因なのかの判断が重要です。私たちは皆さんの症状の原因をみつけ、最適な治療をご提案します。似たような症状がある方はご相談下さい。

城東区諏訪にある「かねつぐ鍼灸整骨院」

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