坐骨神経痛の原因は...
坐骨神経痛は、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先へと伸びる坐骨神経の通り道に負担がかかることで、お尻から足にかけての痛みやしびれ、違和感などが出る症状です。
一般的には、腰部や臀部などで神経に負担がかかることで症状が起こると考えられています。
坐骨神経が通る臀部の梨状筋や太もも裏のハムストリングス、膝裏、ふくらはぎなどの筋肉が硬くなったり、柔軟性が低下したりすることで、神経周囲に負担がかかることがあります。
また、長時間のデスクワークや立ち仕事、同じ姿勢の繰り返し、運動不足などによって、腰・骨盤・股関節に負担が集中することもあります。
さらに、疲労や睡眠不足、ストレスなどが重なることで身体の回復が追いつかず、筋肉の緊張や血流の低下が続き、痛みやしびれが長引くこともあります。
そのため当院では、痛みやしびれを感じている場所だけを見るのではなく、腰・骨盤・股関節・臀部・下肢の状態や、姿勢、全身の状態を確認しながら施術を行います。
東洋医学では「腎」と坐骨神経痛の関係も考えます
東洋医学では「腎」は、生命活動の基礎となる「精」を蓄え、成長・発育や身体の機能を支えるものと考えられています。
また、「腰は腎の府」とされ、腰や下半身の状態と「腎」は深い関係があると考えます。
特に、慢性的な疲労や加齢、睡眠不足などが重なっている方では、東洋医学的に「腎」の働きが弱っている状態として捉えることがあります。
そのため坐骨神経痛でも、痛みやしびれが出ている部分だけを見るのではなく、疲労感や冷え、睡眠、体力など全身の状態を確認しながら身体のバランスを整えることが大切だと考えています。
例えば、
股関節の動きが悪い
↓
お尻や腰が代わりに動く
↓
腰や臀部の筋肉に負担が集中する
↓
筋肉の緊張が続く
↓
坐骨神経周囲に負担がかかる
↓
痛みやしびれにつながる
というように、身体の動きの悪さや使い方が症状につながっていることがあります。
また、太もも裏やふくらはぎなど下肢の筋肉の柔軟性低下や、長時間の同じ姿勢による血流の低下なども、症状に関係することがあります。
そのため、「しびれている場所」だけを見るのではなく、なぜそこに負担がかかっているのかを考えることが大切です。
坐骨神経痛と「膀胱経」
東洋医学では、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎなど身体の背面は、足の太陽膀胱経という経絡と関係が深いと考えます。
そのため鍼灸では、基本的に坐骨神経に負担がかかっている部位を確認し、その部位に鍼やお灸を行います。
また、経絡の考え方では、坐骨神経の症状が出やすい身体の背面は膀胱経の走行と重なる部分が多く、膀胱経上のツボを使うことも多くあります。
膀胱経は腰や下肢の背面だけではなく、背中から首、後頭部へとつながる経絡とされています。
そのため、坐骨神経に負担がかかっている部分だけを治療するのではなく、膀胱経のつながりを考え、背中や首、後頭部など頭部まで含めて全身の状態を確認しながら施術することがあります。
例えば、腰や臀部、太ももなど症状が出ている部位に鍼やお灸を行うだけでなく、背中や首、後頭部などの状態も確認し、その方の症状や身体の状態に合わせてツボを選びます。
症状のある場所だけを見るのではなく、経絡のつながりを考えて身体全体を治療することが、東洋医学による坐骨神経痛治療の特徴の一つです。
治療の流れ
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腰、下肢の筋肉の状態、骨のゆがみの状態、脈診、腹診の検査の結果後、一人ひとりに最適な施術案を提案します
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治療
当院の坐骨神経痛治療
当院では、坐骨神経痛に対して、まず痛みやしびれが出ている場所や、坐骨神経に負担がかかっている部位を確認します。
そのうえで、腰・骨盤・股関節・臀部・太もも・ふくらはぎなどの状態だけでなく、背中・首・後頭部を含めた身体全体の状態を確認します。
鍼灸では、症状が出ている部位への鍼やお灸に加え、膀胱経上のツボや、身体全体の状態に合わせたツボを組み合わせて施術します。
また、東洋医学的な「腎」の状態や、疲労・冷え・睡眠なども確認し、その方に合った施術を行います。
必要に応じて、関節の動きや姿勢、身体の使い方などにもアプローチし、その場で症状を楽にするだけでなく、坐骨神経に負担が集中しにくい身体を目指します。
「お尻から足にかけてしびれる」「長く座っていると足が痛くなる」「腰から足にかけて違和感がある」「マッサージをしてもすぐに症状が戻ってしまう」といった症状も、お気軽にご相談ください。

日常生活におけるアドバイス
治療以外でもご自身でできることを継続することが重要になるため、自宅で行えるトレーニング、セルフケアも患者様にお伝えします。
治療の目安・期間
例:急性の方 最初の1〜2週間は週2回、3週間からは週1回、約1か月で改善
慢性の方 週1回程度の通院、約3か月で改善
※個人差はあります
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
| 9:00-12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| 15:00-20:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
- 診療時間:午前 9:00〜12:00、午後 15:00〜20:00
- :土 午前 9:00〜13:00
- 休診日 :土午後・日・祝
06-6969-5317

